深夜に黙々と考える(ただのつぶやき)

占いやスピの世界にいると、どうしても「この世界にいて誰かを助けることが私の使命だ」なんていう方が結構いらっしゃいますが、使命っていう言葉を使って自分を束縛しているようにも聞こえちゃうんですよね。
それに、自分が優位に立っているようにも聞こえます。
そういう「使命なんだ」「上から言われてこの世界飛び込んだんだ」「私がやらなくちゃ」…っていうのは自己満足に感じちゃうんですよね。
同じ自己満足なら、「この世界好きなんだからこの世界で生きて食べていきたいんだ」でいいじゃん、って思うのは…私だけなのでしょうか。それがあって「上の人がこう言ってるんだけどさぁ~」って言えばいいのになぁと。
それに、こういう世界にいるよりも、普通の仕事をしている人の方がよっぽどすごいと思うんですよね。
ものをつくったり、はこんだり、売ったり、処理したり、誰かのために働いたり。
ストレスと戦いながら人のパワーを生み出す…これって本当にすごいことなんですよね。
占いやスピの世界は見えないところからそういった方達を支える…変な話、不安を受け止めてそれをお金にして生きているようなのもなのです。底辺のお仕事。
それでもこの世界がなくならないのは、不安がいつの時代にも付き纏うから、幸せになりたい人がいるから、なんですよね。
幸せに向かう方向を見つけるのが占い師、幸せになるための心や魂の体質作りがヒーラー、心のメンテナンスがカウンセリング…民間資格もわんさかあります。横文字や難しい漢字が多くて普通のお仕事をされている方にはよくわからない…やっぱり怪しい世界です。
私自身は正直、占いは好きですがよくわからないままこの世界に入っていきました。
例えて言うなら、水たまりに遊びで足突っ込んだら、実は泥濘で抜けられなくなった子供(笑)。
占い好きだし、変なものが見えるからやってる(それにここで中途半端に抜け出したら自分から足突っ込んだのに諦めて自分に負けた気がするからやめたくない)感じですかねー。
だけど、勉強したことがそのまま自分の占いにちゃんと生かせているのが楽しいですね。
それに、そんな自分を周りの方がありのままに受け止めてくれることが嬉しいです。
(バカ丸出しでゴメンナサイ)
こんな自分ですが、それでも必要としていただけているからとてもありがたく思っております。
底辺の仕事のさらに底辺の位置におりますが、足掻いて今日も頑張ります♪
それから…
占いやスピの能力を使わなくたって、誰かを助けたり癒すことは誰にでもできる。
占いやスピの世界に飛び込まなくても、自分の使命を果たすことは誰だってできる。
見えないものを使って誰かを助けるよりも、思いやりの心をもって身近な人を見える形で助けた方がよほど価値がある。
…と、私は考えます。
ま、当然ですけどね。

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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◆べにっき~まったり日記・雑記~
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