頑張ると頑張らない

頑張るという言葉。

我慢、忍耐して何かをやりとげようという意味です。

その逆。
頑張らないという言葉の意味。
みなさんはどちらの意味で捉えていますか？
①我慢、忍耐しなくていい
②我慢、忍耐をしない

この捉え方によって、向き合う姿勢が違ってきますよね。
①なら「ああ、気を抜いていいんだ」と気付き楽な考えでいられるのに対し、
②は、下手すると怠惰につながります。

私は、頑張ることは「頑張る」でいいと思うんです。頑張ったその先にいいことも悪いことも待っている、それはそれで学びだと思って受け止めれれば。それを「頑張らなくていいよ」といっちゃうと、踏ん張りどころを間違えてしまうんじゃないかと思うのです。

頑張ったなら褒める。
頑張れないなら少し逃げたり遊べばいい。
気を抜くなら気を抜くでもいい。
でも、現実はそのまま目の前にドンと道をふさいだままでいます。
解決方法を見出せるまで。
そこで、誰かに助けを求めるのも頑張りの一つです。逃げたくない自分に打ち勝つための忍耐です。
自分の本心があるのに、目を背けることこそ真の怠惰でしょう。

頑張る、のもう一つの意味。
自分の意志を押し通すことです。
意志を曲げず、まわりを壁だの障害だの思わず素直にいる。
それが本当の「頑張る」ということなのではないでしょうか。