占いジプシー、占い依存、占いセカンドオピニオン

まったり日記・雑記

ご来訪ありがとうございます。
咲羅です。

私が富山新聞文化センターさまで開講している占い講座では、占いのやり方や知識だけではなく、占いを使う上でのルールやマナーなどもお伝えしております。
先日は「占いジプシーについて。セカンドオピニオン的な使い方はありか。」というテーマをお話させていただきました。

今回は講座で話した内容を、加筆修正して、占いを利用する方にむけて共有したいと思います。

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占いジプシー

占いジプシー。
占い業界をよく知っている人や占いヘビーユーザーなら耳にしたことはあるかもしれませんが、「ただ占いが好き」といったライト層には聞き慣れない言葉です。
占いジプシーというのは、「ジプシー=定住せず渡り歩く民族=点々と渡り歩く人」という言葉どおり、「困ったことがあったらこの占い師」といった特定の占い師を決めないで、何人もの占い師を渡り歩く人のことをいいます。
占いジプシーに走るのは、
・いろんな占い師の占いをみてみたい
・自分にあった占い師をみつけたい
・占い師の結果に満足できなかったから他の占い師に意見を聞きたい
・占ってもらった結果が正しいかわからないから、他の占い師にも占ってもらって同じ結果になるか知りたい
といった理由があります。
占いジプシーの意味を聞くと、「占い依存じゃないの?」と思われる方もいれば「占いのセカンドオピニオンみたいな感じ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、占いジプシーはあくまでも「占い師を転々と渡り歩く人」を表すだけであって、占い依存や占いのセカンドオピニオンを表す言葉ではありません。

占い依存

では、占い依存とはどのような状態なのでしょうか。
占い依存は、
「占いや占い師が安心感を与えどんな自分でも認めてくれるもの」と思い込み、占いが麻薬レベルの精神安定剤になってしまっている状態をいい、

・心の不安や現状の不満を取り払うためにいつでも何度も占いに頼ってしまう
・そのために多額のお金と時間を使ってしまい、自分でもコントロールができない
・自分の意思より占いの結果や占い師の考えをベースに物事を考え、選択してしまう
過度の他責思考になり、いいことも悪いことも占いのせいや周りのせいにしてしまう
といった行動をとります。

占い依存のタイプは、①ひとりの占い師を教祖的に信じるタイプ、②占い師は誰でもいいから今すぐ話を聞いてほしいタイプ、③自分の
思い通りの結果を求めて占いを渡り歩くタイプとさまざまです。
こうしてみると、占いジプシーに走る人は②や③のタイプになってしまいやすいといえます。
占いジプシー=占い依存、ではなくとも、占いジプシーに走る人が占い依存になる可能性は大きいのです。

占いのセカンドオピニオン

そして占い依存の③のタイプは「占いのセカンドオピニオンじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

③のタイプの目的は思い通りの結果をもらって安心を得ることであり、それぞれの占い師の意見を統合して今後のことを考えることは視野にいれていません。よって、セカンドオピニオンではないのです。

セカンドオピニオンとは、元々は医療現場で「納得のいく治療になるように他の医師に意見を求めるついて別の人に意見を求めること」をいいます。
占いにおきかえると……占いのセカンドオピニオンとは、相談内容は全く一緒な状態で占ってもらい、最初に占ってもらった結果と比べて自分に納得のいく方針をみつけることを指します。
医療と違うのは、同じ相談でも占い師によって扱う占術が違う場合があるところ、でしょうか。
医療ですと、最初の医師にも見せた検査結果やデータを他の医師にみてもらうことがありますが、占いでは統一しているのは相談内容のみ。それに同じ占術であっても、カードの並べ方が違う、読み方が違う、視点が違うなど(医療と比べて)人によって差があります。
最初に占ってもらった結果と同じような結果になる場合もあれば、全く違う結果になる場合もあるのです。

そしてこれは医療にも占いにも言えることなのですが、「最初にみた人の意見は正しいのか」という相談は、相談を受けた側からは判断ができません。占いだともっとわかりません。占術が違ってたらなおさら……。
それにその質問は、最初にみた人に対して失礼ですし、その相談を受けた側も嫌な気分になります。
できるのは、目の前に出ている結果をもとに自分の意見を言うこと。
こちらは自分の発言にこそ責任はもちますが、聞いた内容を元に選択するのは依頼者自身です。

もし占いのセカンドオピニオンをするのであれば、占い師それぞれの意見は違うものである(占い師だからって、同じ結果、同じ意見になるとは限らない)と心得て、占いの答え合わせ的な使い方ではなく別視点で捉えた結果をもらいにいくつもりで占いを依頼しましょう。
占いのセカンドオピニオンも受ければ受けるほど多様な意見がもらえますが、受けすぎると情報過多で選択に困り将来の方向性が定まらなくなります。占いにはいろんな占術があって面白くてたくさん受けたい気持ちもわからなくはないですが、それでも2つ3つに絞ったほうがいいんじゃないかなと思います。

最後に

占いは、自分で人生を決めるための参考材料として取り入れるようにしましょう。
「どうやったら活かせるか」を占い師に聞いて話し合ってみてもいいですね。結果をただ聞いて受けとめっぱなしは、一時的な安心感は生みますが、その後のこと・その先のことを考えていない場合が多いのですぐに不安になり占いを受けたくなってしまいます。

もしもう占いにハマりそうな方やすでにハマって止められない方、自分に占い依存っぽい傾向があるなぁと思っている方は、いったん占いと距離をとり、自分のことや目の前のこと、周りの人に気持ちを向けるようにしましょう。
占いジプシーになっている人は、「電話がなくてもPCでチャット、デジタルで無理なら館に飛び込み……」と、占い師と繋がる手段をいくつも知っていると思います。不安になるとすぐに電話やアプリなどに手を出そうとしてしまう、そんなときは気が紛れるようなものを使って気持ちを遠ざけてみましょう。

占いの結果を受け取って、それを本当に信じていいかわからないときは別の占い師に頼っても構いません。ただ、別の占い師は最初に結果を伝えた占い師のこともその結果のことも全く知りませんので、先程のような「最初にみた人の意見は正しいのか」といったようなことは言わないように気をつけましょう。
占いの結果は、次を考えるためのツールだということを忘れないようにしましょう。

占いに人生の舵を預けないよう、占い依存にならないためにも、占いと上手につきあう方法や有効な使い方をこれからも身に着けていきましょう。

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ご参考になればと思います。

咲羅

 

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