占い師に向いていない人…?

過去の依頼者さんには、
「占いを習っていたんです」
という方が何人かいらっしゃいました。
そして中には
「『占い師に向いていない』と先生に言われた」
とおっしゃられる方もいらっしゃいました。

占い師に向いているタイプとしてよく言われるのは、
「直感が働いて、勉強家で研究熱心」な人。
霊感はなくても占いはできます。
なのであまり関係ありません。

それに、占い師も占い師でいろんなタイプがいて、
私のように占いもライターもするブレンドタイプもいれば、
鑑定を重視するタイプ、
カウンセラーのように対話をしながら気持ちをすっきりさせていくタイプ、
語って問題を紐解いていく探偵のようなタイプ、
ひたすら勉強と実践を繰り返し占いを突き詰めていく研究者タイプ、
占いをエンタメとして扱うタイプ、
読み物や運勢を書くライタータイプ、
占いを芸術として捉えるアーティストタイプなど、
さまざまなタイプがいます。

どんなタイプの占い師も、占いの勉強は必要だと思いますし、
占い以外の知識や経験(疑似体験含む)を蓄える必要はあります。
無資格でどんな年齢でもなれる職業ではありますが、
占い師歴~5年まではたまご、~10年でひよっこ、~20年でやっと一人前呼べるか呼べないかの世界らしいんです。
占い師って。

要は占い師に向いていない人はその逆で、
勉強嫌いで、見識を広めようとしない人。
付け焼刃程度の知識が通用すると思っている人。
先入観が強くて、人の話を聞かない人。
会話うまい下手関わらず(うまいほうがいいけれど)、相手との心の距離を意識しない人。
デリケートな問題も扱います。
依頼者の心を傷つけるようなことをむやみに言う人。
超・上から目線な人。守秘義務を守れない人。
(感想などをブログに書くなら依頼者さんの了承が必要。ちなみに今回のは過去の依頼者様との雑談から抜粋)
…じゃないかなと思います。
経験を通して、学ぶ姿勢があれば問題ないかもしれません。
でも言い方や性格はそうそう変わりませんからね…人柄が強くでます。この職業。

ちなみにその方は「占い師向いていない」と言われた理由が明らかにされないまま、わからないまま教室に通うのをやめたそうです。
うーん…理由もなく「向いていない」というのはおかしいですよね、逆にその講師の方は占い師として…どうなんでしょう(汗)

生き残りが難しい世界の中で、粘りをもって年月をかけて(というか一生)勉強する。経験をつむ。直感を磨く。
それらを少しでも「面倒くさい」「したくない」と思うのならば、
あなたは占い師に向いていないといえるかもしれません。

それだけ本気じゃなくて楽しみながらやるなら、趣味で十分です。
というか、趣味でも十分占えますし、占いを楽しむことができますよ。

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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コメント

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