心の貧しい占い師

◆べにっき~まったり日記・雑記~

写真は記事と無関係( ´艸`)

占い師のおしごとネタが多い、最近の咲羅のブログです。

ここ近年、占い師の人口が増え続けています。一般社会の水面下で動いている占いの世界ですから、あまり目立った動きはないように感じられますが、自分が見えている範囲では増えているなぁと。

本当に占い師になりたい人、自然と占い師の世界に入りプロになってしまった人(←これ私ですな…最初は占いは趣味で、本当は美容部員に戻りたかったんです。ほんっとうに初めのころ。今は占いで行くって決めてますけど)もいるのです。

しかし、ここ最近増えているのは「人の不幸を聞いて解決している自分素敵!」な人。
自分の心が満たされていない、心が貧しい人が占い師になり、人の不安を解決して自分の心を満たしているのです。
(そして、そういう人の話を本当によく聞きます…悲しくなるくらいに。)

その流れで活動している占い師さんは、仕事が続きません。自分の身が持たないからです。占いの仕事は思った以上にヘビーです。
それなのに、心の貧しさに気が付かず「うまくいかないのは自分の技術やプロとしての未熟さのせいだ」と思い込むようになってしまいます。
だからといって練習するかといえばそうでもなく、新しい講座や資格取得教室に通います。
(ただ単に肩書多いのとか、教室にバンバン通って自分に見合うものを見つけるのとはまた違います。)

そんな気持ちでお金や時間を浪費しても、身につくものは身に付きません。何より自分が幸せではないです。軸もブレたまま。

占い師として活動してしまっているのであれば、いくらでも修正がきくと思います。まずは、本来の自分を取り戻し「その仕事をやっていて楽しいのか辛いのかどうか」に気づくこと。依頼者さんを挟まずに「占いめっちゃ楽しい!」と思えたら、そこがプロのスタート地点です。
活動がまだなら、もうちょっと趣味で頑張ってみてください。お金はとらずに、自分と占いに向き合ってみてください。

依頼者さんは、全力で悩みをぶつけてきます。
自分の心を満たすだけの目的の占いは、失礼以外の何物でもありません。真摯に仕事に取り組んでもらいたいと願っております。
もちろん、私も全力で。

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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