鑑定料金踏み倒し未遂?事件勃発!!(その2)

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【前回のあらすじ】
前回の詳細はこちら
初めて電話鑑定の未払い(踏み倒し?)にあった咲羅。
友達に内容証明の存在を教えてもらうも、住所をフルネームを聞いていなくて
あたふたするばかりであった。

住所とフルネームは、対面鑑定で吉方位みるとか、駐車料金利用券を発行するときくらいしか聞いていませんでした。

というのも、占い師は依頼者さんのプライベートに触れるお仕事。依頼者さん側にとっては、住所やフルネームは知られたくないのです。

その気持ちもを配慮して、電話鑑定では電話番号とメールアドレスしか聞かないようにしていたのです。

あーーーしまった!!!!

依頼者さんの住所とフルネームを知るには、本人に直接聞くか、

専門の弁護士や行政書士、もしくは探偵に依頼するしかありません。

こまったな……そこで、弁護士無料相談に頼ってみました。

ここを利用しました。

ココナラ法律相談

(かなり後になりますが、婦警さんから市の無料法律相談を教えてもらいました。すぐに予約でいっぱいになってしまったので意味がなかったのですが)

相談に乗ってもらったら、数時間後すぐに返事がきました。

「住所わからないと難しい、専門の方に書類を作ってもらうといい、詐欺として警察に相談に行くのもあるけど警察が対処してくれるか…」

そうか、警察か!!!!

未払い、踏み倒し……となると、詐欺か…そうなるか。

しかし、相手の意志がわからないことにはどうにもならない。とにかく、弁護士さんのアドバイスでやる気が起きました。

んでもって、相手に電話をかける。もちろん、未払い金の請求です。

トゥルルル……「もしもし」

っしゃーーーーーー!!!!つながった!!!!

相手(相)「もしもし、どちらさまですか???」

………はい????

相「すみません、あのー……誰なのかわからないんですけど」

ちなみに、鑑定から約2週間、最終支払い期限から一日しか経っていません(汗)

電話履歴もありますし、誰なのかわからないはずがありません。

私「すみません、うらないや夕月堂の咲羅ですが、覚えていらっしゃいますかね?」

相「はぁ……占いですか…ご存知ない…ですけど…私がしたんですか?」

はぁ~~~~!!!まじかぁ~~~~~!!!!

相「占いは頼んだ覚えありますが、他にも頼んでいる方がいて……」

すっとぼけんなよ~!(# ゚Д゚)と怒りを抑えながら、

とりあえず、今までの経緯を話し、支払いが発生していること、最終期限が過ぎていること、

このことで弁護士さんに相談したこと、このままだと内容証明をお送りすることも考えている、と、すべてお伝えしました。

そして、相手からこの日までに払います、とお返事をいただき

(この時もあんまり信じられませんでしたが)依頼者さんのほんの少しの誠意を信じて待ちました。

この時も……その言葉を信じていたので住所とフルネーム、聞きませんでした。(本当に、おバカです)

ただ、同じ時期に違う友達からとあるページを教えてもらっていました。

鑑定未払い、踏み倒しのブラックリストです。

そこにですね……その依頼者の名前がありました。

名前、電話番号、内容など、伏字で記載されていましたが、ほぼ合致していました。

(あとで話のまとめにも書きますが、ブラックリストはググればでてきます!

あ。ついでにググったら占い師のブラックリストもありますね…こうならないように気をつけたいものです)

既読スルーも、誰ですか?ととぼけられてしまったのも、納得できました。

もしかしたら、このまま逃げられてしまうかもしれない。

そう思った私は、警察に向かうのでした。

(続く)

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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