占いを受ける・使うって(主観)。

ツイッターの中で見つけたおまとめさん
占いを受ける上で注意をすること。
あの~、ホント思うんですね。
←そこに霊視って書いてあるのもあるし、なおさらなんですが。
占いってただの当てものじゃないんですよ。
現状を見たり未来を見たりしながら、どのような道筋を歩くのか、それに踏まえてどのような心構えをするべきか、行動を行っていけばいいのかをアドバイスするのが占いなんですね。
ただの当てもの感覚で占うなら、履いてる下駄を空に向かって蹴り上げればいいだけのこと。そのほうがYES・NOはっきりでますからね。
でもそうじゃないんです。みなさん迷ってるから、相談したいから占いにくるんですよね。
セラピーのように癒されに行くんじゃない、対面カウンセリングのように心の建て直しに行くんじゃない。
現状打破、未来を見てほしくて占いに行くんです。
最近はスピ色が強いやり方や、セラピストなのか占いなのかよくわからないグレーなジャンルも出てきて、占い自体がうすらぼやけているような感じがあります。
でも、占いは占いです。
癒しジャンルと組み合わされることはあっても、占い師自身が占いとして扱っている限り、カウンセリングにもセラピーにもなりえません。
もし、占いを受けるなら。
鑑定中はある程度の情報開示をしてもらいたいな…と思います。(守秘義務はもちろんありますので、お気軽に)
霊視では、みえたものや感じたものを伝えてはいますが、じゃあ実際どうしていきたいとか悩みの深い部分とかは、ちゃんと話をしてじっくりみていかないとわかりません。
何を占いたいのかをあてるために占いをするのではないですし、0からの悩みや原因の探りはとっても時間がかかります。
いつも基本は30分きっかりでやってますが、30分では絶対足りません。
占い師側としては時間を有効に使いたいし、依頼者さんからの余分な延長料金はとりたくないのです…。
それに依頼者さん側も、まとめのように「自分の聞きたいことまでなかなかたどり着けない上に延長料金までとられて、当たんないし最悪!」って思っちゃいますよね。会話のかみ合わせの相性や性格の相性によって引き起こされる占い師と依頼者のミスマッチはどうしようもありませんが、お悩みはきちんとお伝えいただければ上記のような思いのズレは回避できます。
補足として。
何も聞かずに占う人もいます。占い、結果を話しながら依頼者さんにどんどん聞いていくスタイルの人です。
そういうときはどんどん話して、結果や悩みを深部まで掘り下げていきましょう。
さらに、依頼者さんは占術の使い分けができない人が多いのですが…。
これは占い師さんの仕事。それに力量もかかってきます。自分が何を使ってどれくらいの期間で占えるのかをいつでも言えるのは当然。
しかし、実際鑑定中に「これっていつまで続きますか?」とおっしゃられる依頼者さんはとても多いです。
占うめやすの期間はあらかじめ聞いておくといいでしょう。
あと最近は聞かれなくなりましたが、占い師はみんながみんな手相できませんから(笑)どれだけブームなんよ手相!って某芸人さんをうらみましたけど(笑)使用占術は人それぞれです。下調べしておくと後悔しないと思います。
まぁいろいろ書きましたが。
占いってそんなに重苦しいものではないです。
「悩みがあればいつでもどうぞ」が占いです。
予約制のところもありますが、それはゆったり占いを受けられるための工夫です。
それにせっかくお金を出して占ってもらっているんです。どんな占術・占いスタイルでも、受け身で聞くだけはもったいないですよ。
がんがん占いに突っ込んで聞いて、占いを使ってやってくださいね~。

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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