「はじめてのルーン&パワーストーン組み合わせ入門」

「占い師入門」から約一年。
(ちなみにこれは去年書いたそれのレビュー)
高橋先生の新刊です。

はじめてのルーン&パワーストーン―組み合わせ入門 はじめてのルーン&パワーストーン―組み合わせ入門
(2011/08)
高橋 桐矢、森 やすか 他

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「はじめてのルーン&パワーストーン組み合わせ入門」
まず、思ったのは「きれいな本だなぁ」。
装丁がいいし、デザインもすっきりしていて綺麗。
大抵ルーンの本は、当然ルーン文字やそれが書かれたものが表紙にきていたりして見た目がどこか味気のないものが多いのですが、この本はパワーストーンの彩りがプラスされているので、ルーンに親しみを感じさせてくれるような表紙になっております。誰もが手に取りやすい本ではないでしょうか。
中は、ルーンやパワーストーンの説明、組み合わせ方や呪文アクセサリーについて載っております。
ルーンとパワーストーン、それぞれの説明をわかりやすく端的にまとめるのは至難の業だったと思います。
ルーンはルーンでその文字の意味をはじめ、文字にまつわるストーリー、その文字から感じ取れるメッセージは幾多にも及びますし、パワーストーンは効果だけでなく、なぜそのルーンに組み合わせたのかを文でつなげていかなければいけないからです。プロの腕に関心をさせられました。
「ルーンとパワーストーンの組み合わせ」に重きを置いているので、ルーンをしっかり学びたい人やルーンを深めたい人、パワーストーンをもっと知りたい人には物足りないかもしれませんが、ルーンを学びながらもパワーストーンのことを知ることができ、またその逆もできるので、ルーンorパワーストーン初心者さんにはいい一冊かと思います。
また、コラムや付属のルーンカードにもご注目。
コラムにはパワーストーンにルーンの掘る方法が書いてあります。これは他の本には載っていないのではないでしょうか。
ルーンカードは切り取りが必要ですが、作りがきれいで占いだけでなくお守りとしても持ち歩けそうです。
写真のパワーストーンブレスレットは本当にきれいなものばかりで、ビジュアルにも満足のできる一冊。
皆さん手に取ってみてはいかがでしょうか。
<追記・つぶやき>
だいぶ前にyoutubeで占い用のルーンの作り方を画像でいくつかみたのですが、中には
「豆にマジックでルーンを書く」
という、ある意味スゴイものもありました。ルーンはパワーストーンだけでなく、川辺の小石、木の破片でも作ることができるので、自由度の高い占い方法といえますが、私さすがお豆にルーンは書けません…。

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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