【過去記事】エルパセオ事務所、オープンまでの道のり その2。

◆お仕事のうらがわ

事務所で「のこりあと少しで今年も終わりだな~」と思い、手帳を眺めたら、事務所オープンのことと、原稿のネタの走り書きでいっぱいでした。

事務所オープンまでの道のり。

そういえば書いてませんでしたね。

今年もあとわずかですし、今年の自分を振り返るつもりで、
これから数回にわたってオープンまでの日々を書いていきたいと思います。

占い師や占いカウンセラーなど、目指される方には参考になるんじゃないかな…。

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これまでの話
事務所、オープンまでの道のり その1。

(4~5月、前回のつづきです)

それでもめげずに二回目。
もう一度同じ人に相談を持ちかけました。
今度は、だいたいのイメージと希望する場所、賃貸の家賃などをノートに書き、持っていきました。
これでもまだ厳しいかも、と苦言を吐かれました。まだ具体的ではないこと、漠然としていることが原因です。
「本当は事業をやりたい人を応援したいんですよ。でも、失敗して辛い思いをしてもらいたくないんですよ。」
ですよね~…。言いたいことは、幼い頃自分の父親が事業を失敗しているところを見てるから、よくわかります。

厳しいことを言っていても、優しいところはあるのか…。
商工会から、創業の融資制度が高岡市にあること、お金の借り入れ先に公庫(国民生活金融公庫)があることを教えてもらいました。
「高岡市の融資制度が使えるかもしれないから事業計画書を作成して持ってもらってもいいですか?」と、
事業計画書の紙と融資制度のパンフをいただきました。ついでに公庫のパンフも持っていきました。

今だから言えるのですが、事業計画書、大事ですね。
書いていて、自分のボロが出ました。出まくりました。
経営について、しっかり考える機会がもらえました。それだけ自分の頭はお花畑の中にいたんですね。
お店をオープンすることだけ考えていて、売り上げ金の回し方や生活収入も視野にいれていなかったのですから。
占いだけ、好きなことやってるだけってどんなに楽か。お店を開いて占いをするってどんなに大変か。
将来こういう仕事で食べていきたい人は必ず書きましょう…事業計画書。誰もが通る茨の道。
4月の時点で書いて見せに行き、2回ほど書き直しをくらいました。
中身も激しく突っ込まれました。ケチョンケチョンです。

事業計画書は慣れるまで時間がかかります。

(つづく)

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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