ご来訪ありがとうございます。
突然ですが。
みなさんは、占い鑑定やスピリチュアルなセッションで、自分の生育歴やこれまでの人生、頑張り、家の歴史、大事にしている信念や信条を否定されたことはありますか?言い分を拒絶されたことはありますか?
私は、若い頃にされたことがあります。
自分のことを理解されないわ、話を受け入れてもらえないわ、逆に向こうの言い分を受け入れるしかないわで、怒りと言うよりショックや悲しみを抱いた思い出があります。
この経験もあって私は、占い師やスピリチュアリストは、依頼者の生育歴やこれまでの人生、頑張り、家の歴史、大事にしている信念や信条を否定したり、言い分を拒絶したりはするべきではないと思っています。「(占い・スピ視点ではない、一般常識的かつ第三者的な視点でみて)誰がどうみても何かに騙されているんじゃないか?不幸になってしまっているんじゃないか?」と思うもの以外はまっすぐ受け入れ認めてあげるべきで、事情を知らないのに真っ向否定はするものではないと思っています。
依頼者さんの生育歴やこれまでの人生、頑張り、家の歴史、大事にしている信念や信条は、今まで生きてきた歴史そのものであり、自分の全部、もしくは一部です。
それを否定することは、その人そのものや家を否定するのと同じです。
拒絶は相手も事象もすべて受け付けない、受け入れないとして、これも依頼者さんや家などを否定するのと同じです。
残念ながら、このような拒否や拒絶を行う占い師やスピリチュアリストは存在します。
この一部の占い師やスピリチュアリストが、依頼者さんのこれまでを否定したり拒絶したりしているのは、自分たちの言い分や肯定しているものを相手に押し付けやすくするため、認めさせたいためでしょう。
悲しいですが、自分の承認欲求のために依頼者さんを踏み台にしている人もいると思います。
今回このような話を書いているのは、そんな同業者の話を耳にしたからです。
私は、否定したり拒絶するべきなのは依頼者さんのこれまでではなく、そんなやり方をしている同業者だと思っています。
どれだけ結果やみえたものが理にかなっていようが、的中しまくってすごかろうが、依頼者さんを受け付けず尊厳も守れない同業者は同業者と受け入れることができません。
占い師やスピリチュアリストは、依頼者さんのこれまでを否定したり拒絶できるほどの立場にあるのでしょうか。親友でも家族でもない、そのときにしか会わないうっすい関係じゃないですか(無論、私もです)。
そんな立ち位置にいながら、なぜ依頼者さんの大事なものを否定ができるのでしょうか。「認めてないから」と拒絶できるのでしょうか。
依頼者さんのこれまでのすべてより、自分の占いやみえたものが絶対だから、根拠だからと言い切るのでしょうか。その人のすべてをみてきたわけではないのに。
不思議でなりません。
占い結果やスピリチュアルな視点でみえたものがどうであれ、依頼者さんへの否定や拒絶は、依頼者さん自身の自己否定や自己不信、依頼者さんの家族等周囲への否定や不信に繋がります。
占い師やスピリチュアリストの否定や拒絶により、依頼者さんの自己や周囲の否定や不信がすすむと、その人は孤独化します。
そうなると最悪、悪い占いやスピリチュアルに取り込まれやすくなります。
あ、一部の同業者は取り込みたいからやっているのかもしれませんけど。
依頼者さん自身が、「今がどうしても嫌だ」みたいな感じで最初から生育歴などを否定や拒否しているならともかく、占い師やスピリチュアリストが、依頼者の生育歴やこれまでの人生、頑張り、家の歴史、大事にしている信念や信条を否定したり、言い分を拒絶するものではありません。
もし占いを利用している人で、そういった占い師やスピリチュアリストと関わっているなら、あなたを叱っているのではなく、自己否定に走らせているだけなので、速攻離れたほうがいいと思います。
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