【過去記事】エルパセオ事務所、オープンまでの道のり その5。

◆お仕事のうらがわ

事務所で「のこりあと少しで今年も終わりだな~」と思い、手帳を眺めたら、事務所オープンのことと、原稿のネタの走り書きでいっぱいでした。

事務所オープンまでの道のり。

そういえば書いてませんでしたね。

今年もあとわずかですし、今年の自分を振り返るつもりで、
これから数回にわたってオープンまでの日々を書いていきたいと思います。

占い師や占いカウンセラーなど、目指される方には参考になるんじゃないかな…。

*******
これまでの話
事務所、オープンまでの道のり その1。

事務所、オープンまでの道のり その2。

事務所、オープンまでの道のり その3。

事務所、オープンまでの道のり その4。

(つづきです)

今までのことを全て話しました。
自分の仕事のこと、商工会のこと、資金は最低限、SOHOに入りたい、こんなふうに事業していきたい、などなど。

すると、公庫の人は

「一通りのことはわかりました。私なら、あなたにお金をかしたいですね。」

と言ってくださいました。

この人、いや、公庫さん、マジ神!!!!!!!

今までの苦悩が報われる言葉をいただきました。

「書類提出のあとに面談があるので、必要な書類を準備して持ってきてくださいね。」

と、準備する書類を書いた紙や提出書類をいただき、私はほくほくの顔で家に帰りました。

近い日、信用金庫さんから審査が落ちたというお電話をいただきました。

私の中では信用金庫さんの存在ははどうでもよくなっていました。
(それと落ちた理由はもっと別のところにありました。その理由もどちらかというと相手方にあります)

公庫で落ちれば後がないのはわかっていましたが、落ちてもお金貯めて独立準備するからいいや!と思っていました。
フリーローン借りるより数百倍マシです。

本当は必要書類の中にSOHOの入居契約書が必要でしたが、まだ入居はおろか申請もしていません。
入居を希望している、そこで事業の予定があるということで契約書の代わりにSOHOのチラシを持っていきました。

SOHO入居を決定させ、お金を借りる。
ここから、SOHO入居に向けて市役所に何度も足を運ぶことになります。
見学のときは「ここがいいなぁ~」とのんきに言っていましたが、まさか本当に入居するために動くなんて!
もしかして、あのときからすでにそういう流れになっていたんですかねぇ…。
申請のための書類、税金支払いの証明など住民に関する書類、連帯責任者の署名。
これらを集めるのに一苦労しました。

書類提出後は、入居のための審査。市役所の人や見識者の方と面談の予定でしたが、予定があわず書類審査になりました。

公庫の方も、同じ時期に審査のための面談がありました。
今まで書いてきた事業計画書を見直し、公庫用の事業計画書に改めて書いたものを提出しました。
面談は、最初に担当にあたった方(私の中では神)とお話しました。

そしてまさか、その日のうちに公庫の審査が通るとは思いもよりませんでした!!
早いよ公庫さん!
公庫さんの担当さんの曰く
・融資額が少ない
・融資を返せる見込みがありそう
という理由もあって、直接上司に猛プッシュしたそうです。
(公庫は面談のあと、上に回して審議にかけられるのだそうです)
そしてその日のうちにすんなり審議が通ったということです。
やっぱり担当さんは神でした。

(つづく)

咲羅紅

富山県を拠点に活動している占い師。
介護福祉士、美容部員という異色の職歴を経て占いの道に。2009年には占い事務所「うらないや夕月堂」を立ち上げる。占術は、タロット、水晶球占い、オラクルカード、九星気学など。
鑑定のほか、メディアでの原稿執筆、占い講座、占いグッズ制作も行っている。

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